2,024 中央アルプススカイラインジャパン38K②(レース編)

トレイルランニング・スカイランニング

中央アルプススカイラインジャパン 38Kのコースは39.4kmD+2600m。今年のスカイランニング世界選手権のコースは37kmD+2600m。

中央アルプスは、スカイランニング世界選手権を想定したうえで、『最初から攻める』がめあてのレースでした。

これまで何度か国際大会に出場してきたものの、強い選手は後半も強く、ほとんど落ちてこないです。そのため、序盤にどれだけ先頭集団にしっかりついていけるかが、上位に食い込むカギになってきます。2023年のマウンテン・トレイルランニング世界選手権では、「中盤の急な山岳パートから勝負!」と思っていたけど、結局そこまで順位を上げられず、60位前後をうろうろする結果になってしまうという、悔しい思いをしました。

特に、今年の世界選手権は、最初の登りが長く、そこからは細かいアップダウンがあるものの、結構走れるコース。本番は最初の登りで集団ができて、ある程度の順位が決まってしまうことが予想されます。

中央アルプスはゴールデントレイルナショナルシリーズジャパンの一戦でもあるだけあって、招待選手も豪華。特に、世界レベルのずーみんさんは、今シーズン絶好調。自分も世界で戦えるようになるには、同じくらいのスピードで走らないと。トップを競い合いたいという思いでした。

スタート前は小雨なものの、前日がっつり降った雨の影響で地面はすでにドロドロ。しかも、スタート後に雨が強まる予報。雨の影響か、暑さはあまり感じませんでした。

最初はロードとゆるいトレイル登りが3kmほど続きます。「最初から攻める!」と意気込んでいたものの、この地点で女子4番手。平地のスピードの無さは自覚していたけど、改めて課題だと痛感しました。

集団プチロストがありつつ、女子4人の集団で進んでいきます。4kmあたりから、大きめの段差の階段やロープがあるような急な登りが続きます。(写真は2023年の)パワーウォークが大の苦手で、去年からフォーム改善などの特訓をしていたおかげか、ここらへんから体がとてもよく動くようになりました。泥で滑るような路面だけど、足の置く場所は、重心を意識すると滑らず登れました。

ここで思い切って先頭へ。後ろはぴったりとずーみんさん。3.4位とは間が空いてきました。あとからストラバを確認すると、山頂までの2.2kmD+672mの区間は、去年より2分早いペースだったみたいでした。この時は無理のないペースのつもりだったけど、実際はかなりオーバーペースだったと、後からわかります・・・

8kmほどで登りきったら、次は15kmくらいまで8kmトレイルを一気に下ります。最初の2kmのガレガレ、根っこニョキニョキなテクニカルな下りは私の大好物。登り切った達成感と大好きな下りパートに入ったことで、テンションが上がります。ただ、傾斜のゆるい下りに入った途端、ずーみんさんに抜かれました。軽やかに駆け下りるずーみんさんの背中を追いながら下ります。12kmあたりのエイドはスルーしロード区間へ。ここで、スタート地点あたりまで戻ってきます。

中間からはロードを6kmほど走ります。ロードは気持ち的にすごくしんどい。トレイルパートでは見えていたはずのずーみんさんの姿が見えなくなり、18kmあたりのエイドでは2分差といわれました。ロードパートは4分30秒~5分くらいまでペースが落ちてしまっていたので、この地点で結構疲れてしまっていたことがわかります。世界で上位を目指すなら、4分~4分30秒くらいでおせないと。

22kmあたりから2回目の大きな登り。ここは5.5kmD+907m、勾配16.5%。走れるくらいの傾斜で、腹痛から復活した一昨年はほぼすべて走ったパート。しかし、今年は序盤のオーバーペースの影響が出てきて、走ったり歩いたりでした。また、このあたりは雨がひどく、寒さもあったからか空腹を感じるように。予定していたペースより15分間隔を縮めて補給を摂るようにしました。それでも、登り切ってからの尾根から、特に足が止まってきてしまい、ちょっとした登りでも歩いてしまいました。一気に大幅ペースダウン。後半のスタミナの無さがまだまだ課題です。エイドに29kmあたりのエイドに来た時には足が棒。空腹もあったので、エイドでソーセージやお菓子を補給。(下りはまだしも、下りきったあとの5km弱のロード、走れるのだろうか…)と弱い心も出てきてしまうくらいのばて具合でした。ここで女子3位の選手に追いつかれ、3位に後退。

エイドからの下りは、泥の滑り台!急な上に泥でぬかるんでいるので、走って下るのが困難なくらいの泥んこ祭りでした。ただ、足が棒になった私にとっては、滑りながら降りるだけでよいので、むしろありがたかったです。座ってシューと滑り落ちる小技を駆使しながら、走るというより滑りながら下山していきます。この下りでまた2位に浮上。

ラストのロードは地獄。ここでこそOVER BLASTのFINISHを使う時!とジェルと一緒に補給。そのおかげか、何とかゆっくりだけど歩かず走れました。ただ、空腹を感じていた中での使用だったので、きちんと補給できていたらもっと効果を感じられたのかも?ロードパートは6分~7分のペース…ラストなので、本来ならスパートで4分台、遅くても5分台では攻めたいところでした。

結果は5時間12分28秒 で女子2位。レースを走って感じたのは、「まだまだ自分は弱い!特に平地と後半!」ということです。中間では2分差だったずーみんさんとは、最終的に18分差でした。ずーみんさんが流石なのと、自分が後半バテすぎなのがよくわかる…

でも、攻めなかったらこんなにもばてず、後半自分が弱いということにも気づかなかっただろうから、内容は悪かったけど、レースへの姿勢としては〇だったということにします。

見つかったたくさんの課題をそのままにせず、克服していけるようこれからも頑張ろう!そして、今年は大きなトラブルもなくゴールすることができてよかったです。

ゴール後更衣室で着替えているときに体が一気に冷えて震えが止まらなくなり、しばらくブルブル震えはしたけど(笑)

ゴール後、表彰式までにソースかつ串、表彰式後に馬刺し御膳とチューハイとソースかつとんまん、帰りのサービスエリアで特大牛タン串、京都についてからフルーツサンドにおにぎり、シュークリーム、ポテトチップス、ワインと、レース後に食べに食べまくって、40km近く走ったのに、体重は1㎏増加していました。なんてこったい。

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